« ツールド沖縄レポート3 | トップページ | ツールド沖縄レポート5 »

2007年11月19日 (月)

ツールド沖縄レポート4

朝食をとった後、リゾートオクマの駐車場で荷物を預ける。まだ夜は明けきれていないが、続々と大会関係者や出場者が集まってきている。巨大なトラックから自転車が次々と搬出されている。また50人乗り以上の大型バスが4台ほど見られる。そのバスの前には収容車と書かれた幕がはってある。
『あのバスに乗るのだけは、嫌じゃ~』朝からへんなものを見てしまった…。

自転車に乗ってスタート会場である国頭の道の駅へ。スタート確認票を一番で入れ(最初に入れてもあまり意味がないのね…)、アップへと向かう。あいかわらず、北風が強い。
もう少しアップをしていたかったが午前7時を過ぎ、自転車を並べだしたので自分も終了し自転車を並べる。前から5列目で40番目くらい。理想的だと思っていたら、なんとスタート待機場所は違った所で、そこまでの移動で全く無駄でした…。
スタートは8時半過ぎ。ここからの1時間以上が長い。しばらくするとヘリコプターの音がして、チャンピオンクラスの先頭集団がやってきた。その集団が通り過ぎた直後に、市民130㎞もスタート待機場所に移動。300名ほど。ジュニア国際がスタートした後に、いよいよスタート地点に移動する。私は前から80番目くらい。
今回実は秘密兵器を自転車に装着している。
これです→
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/todays_goods/23617.html
GPSです。これで全ての記録がとれます。どこで手を抜いたかも…。隣の方と、そのGPSの話をしながら、スタートを待つ。嫌な緊張感はない。
『スタート2分前です』のアナウンス。 右足をクリートにセットする。いよいよだ!
『パーン』というピストル音。

ゆっくりと大集団が前に走り出す。ここから与那までは平坦の5㎞。しかし北風が強いので、大集団のまま様子見の走りとなる。時速30㎞前後しか出ていない。大集団はブレーキを繰り返し、まったくリズムに乗れない。道いっぱいに広がり、なかなか前には行けない。そのうち『ブレーキー!』『オイー!』の声があちこちからかかる。前の人の背中が急に迫る。危ない~。そしてトンネルに入り『落車~落車~』の声が。ヒェー、恐すぎる。
いかんなあ。かえって後ろに下がっているような気がする。もう平坦が終わってしまう…なんとか前に行こうとする。80番目くらいに戻したところで、大きく右に曲がり、いよいよ普久川ダムへの上りに入る。上りに入り、逆に集団のペースが上がる。縦に長くなったようだ。前の選手を一人一人、パスして、先頭に近づいていく。ようやく40番手くらいにつけ先頭が見えだす。『よし、くらいついていこう!』 ここからは我慢の走り。力を出しきるのは、もっと先だと考えていた。この位置にいれば、万が一、中切れしたり逃げ集団がでても必ず奥のアップダウンか辺戸岬以後の西海岸で追いつけると、過去のレース展開を調べ、考えていた。そして2回目の普及川ダムの上りでは、今よりももっとペースアップをして、まず先頭集団にはついていけなくなるだろう。しかしそこでなんとかまわりに触発されつつ乗りきり、その後の高江までの気が遠くなるようなアップダウンの繰り返しで力を出しきれば、100番以内にはいくだろうという考えだった。結果的にこれがミスだった。
なぜなら自分は下りが異常に遅かったのだ!!(この時はそれに気がついていない…)
心拍数は170前後で、まだ余裕がある。
(チームの皆さんありがとう。180拍以上で競り合ってきたおかげです)

上りきり、補給地点を過ぎる。まだ飲料は充分にあるので、パスをして、分岐を左折して下っていく。しかし、前との差がみるみる広がっていき、見えなくなってしまう。それと同時に後ろから何人にも抜かされていく。そのうち、大集団が後ろからやってきて、飲みこまれる。
私のいる集団は少しまったりペース。う~ん先頭集団に追いつけるかなあと少し焦る…
特にちょっとした上りでも遅くなる。私と同じように考えていた人が2~3人ほどいたようで、その人たちといっしょに、上りで先頭を引いてみる。しかし後ろがついてこない。私を含め3人が飛びだすような形になってしまう。そんなことを緩いアップダウンで2、3回繰り返し、私もいったん集団内にもどる。一人だけが集団から30mほど前を走っている。
これは、『みんなで先頭を追いかけませんか』と言った方が良いかなと思っていた矢先、私の前の人が、上りのためか、何回か右に左にと蛇行した。危ない!と右にハンドルをきりセンターラインをこえ『まっすぐ走ってください』と声をかけ、また集団の前方に出た。その直後に私の前方から、、『シューシュー』と音がしだしました。
『え、嘘だ。絶対に気のせいだ。俺じゃない~』と思って走っていましたが、ハンドルが次第に重くなる~。茫然自失で止まりました。自転車から降りて、後ろを振り返って右車線に行こうとしましたが、そこに集団が来ました。みなさんびっくりしているよう。上りでしたので、かろうじてよけてくれました。私は声も出せず、情けない顔をしているだけ…。ご迷惑をおかけした皆さん、どうもすみませんでした。<(_ _)>

つづく…

|

自転車」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/501785/17118235

この記事へのトラックバック一覧です: ツールド沖縄レポート4:

コメント

ここ一番で「プシュシュシュシュ、、、」人生にはいろんなことが起きるもんですね〜。沖縄に大きな忘れ物をしてきた秋でしたね。仕返しできる日を楽しみにしています!

投稿 P-muto | 2007年11月19日 (月) 21時05分

p-mutoさん、今日は。
そうなのです。モチベーションが低下した状態で、あのコースを走るのは、本当に危険です。レース自体が嫌になってしまう可能性まであるかも。そのため逆にリベンジも、どうしてもしなくてはいけないという気にもなります。少なくともそれができるまで、このブログは続けていきたいと思います。p-mutoさんは、私にとって、ある意味そのための最高のパートナーでもあります。どうかこれからも、よろしくお願いします。

投稿 asunaro | 2007年11月20日 (火) 06時55分

コメントを書く