帰郷したころ
自転車以外のことに少し興味があるとリクエストが出ましたので、少し自宅の写真を載せます。北海道にはめずらしく吹き抜けで天窓です。これが居間です。しかも玄関でもあり…。我が家は常識はずれなことがいろいろとあっておもしろいですよ。
まず玄関がありません。ホントはあるんですけど、建てるときに『玄関はいりません』とお願いをしたのです。どうせ誰も来ませんからベランダから出入りしますと。建築会社さんは最後には『頼むから玄関を作らせてほしい』と言われたので、そうですか~ちょっとだけですよと申し訳程度のドアがあるだけなのです。そのドアのノブが壊れたときにその建築会社さんに連絡をすると『壊れるでしょうねえ~。今まで玄関として使ったことのないドアですから~』と言われてしまいました。アハハハ。
そこまで言うと玄関らしいものの写真が見たくなるでしょ?
また機会がありましたら、写真をアップしますね。
この玄関には良い面もありまして、ほとんど押し売りと言われる方がやってこなくて、煩わしくないのです。こんな玄関なのに、玄関フードを設置する勧誘すら過去一度もやってきません。すごいでしょ。あ、その反面、新興宗教の勧誘にやってくる方は比較的多いですね。
他にも、壁紙をなかったり、トイレのドアがなかったり…。
そうそう、自分の子が早起きになるための家づくりの仕方もあるんですよ。これで、毎日『起きなさい!』と親がガミガミと言うことはなくなります。家族団らんになる家づくりもね。
すべてに貫いているのは、世間体や見栄をなるべく考えないことでしょうか。そうすると、見えてくるものもあります。捨てることによって見えるものってけっこう多いのだなあと帰郷してから実感しています。
楽しいですよ~。
前の仕事をやめて帰郷したときに、周りからは狂人扱いをされました。(冗談ではなくて本当に)当時の北海道は北海道拓殖銀行が破綻し、不況の嵐。しかもほとんど首にならない公務員を自ら依願退職しての行為でしたから。そして無職のままの家づくり。
大学時代の仲間の何人かは、ぜひホームページでもつくって紹介してほしいと興味津々でした。『なぜそんなことができるの?』『どうしちゃったの?』という思いだったのでしょう。そして少なからず当時はリストラという言葉が異常に新聞などの紙面を賑わしていた時代ですから、余計に私たちの家族の行動は奇異に映ったのでしょう。
職を失うことは即、人生の敗者になるのだという風潮と私たちの家族の将来を重ねあわせ、本気で心配をしてくれた人たちも、たぶん多くいたでしょう。
しかし、本人たちは楽しくてしょうがなかったのです。負け惜しみでは決してなく。
またいつかこのプログでそんなことも紹介したいと思います。
あのときに友人からぜひホームページでもと言われたことを、今になって実現させることも良いかなと思っています。
あれから、ちょうど9年。
あっという間でした。
来年も良い年になりますように!
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