千葉ブルベ400をふりかえって
今晩、帰札しました。ということで、億劫になる前に簡単な報告を。
出発して33キロ地点。マザー牧場からPC1に向かう上り。写真の私から二人目の後の方(小さくしか見えてませんが)と話をしながら走っていました。遅刻して、しかも道もわからず、『相当なチャレンジャーですね~』とからかわれながら走っていました。私よりも二つ年上の方で、今年からはじめられた方のようですが、千葉200、300と完走していらっしゃいます。前にスケートをやってらしたそうで、平坦の部分ではさすがの脚力をしていらっしゃいました。今晩、リザルトを見ると残念ながらリタイアをされたよう。ほんとうにありがとうございました!今年のハワイセンチュリーラン、がんばってください!
上の写真はがんばっているように見えますが、遅刻と道がこみいっていることに愕然として、すでに半分あきらめムードでした。今回は完走が目的だし、初の徹夜走行を経験することが大事だからと言い訳をしていました。今、リザルトと見ると今回完走した32人の中で、私だけがPC1到着時間が午後2時だいでした。他の方はすべて午後1時だいです。トホホ。
40キロ地点のPC1を過ぎて60キロ地点の山道に入りアップダウンが激しくなったところで、考え直し、スイッチを入れました。ごめんなさい。先を行かせてもらいます!
それからはキューシートとメーターの走行距離とを交互ににらめっこ。時々とまったりしますが、なんとか走りました。
PC2を過ぎ、PC3の141キロ地点まで、かなりのペースで走りぬける。何人かと挨拶をするが、いっしょに走ってくれる人が出てこない。海岸線の逆風を先頭で積極的に引くが、後についてくれない。お、一人後についてくれた!やった~。道わかりますか~と話かけると、GPSを持っていますというお返事。心の中で、ラッキー。私はじめてなものですから、後から道、指示してくださいねとお願いして交渉成立。しかし、20分もしないで、すみません私少し休んでいきます~。というお言葉。う~ん、残念…。(はなから人を頼る時点でもうブルベマンとして失格ですね。このへんがヨチヨチ歩きです。)
午後6時だいになって、海岸線から山間部に入って、暗くなりだし、雨が本降りになってきた。ここからが地獄の一丁目。トンネルの中で一人寂しく、雨仕様になる。
ほどなく鴨川有料道路(自転車20円)を通り、PC3のミニストップに午後7時過ぎに着。
『お、人がいっぱいいる~。』ようやく真ん中あたりに追いついたかなという感じ。このコンビニの中には座って食事等をすることができる席があり、みなさん夕食をとっている。ここで積極的に情報交換。雨が降って自分のキューシートがいつまでもつかわからない。暗くもなってきた。できれば、いっしょに走る人を見つけたい。その中で一番早くに出発する速そうな若い方二人組に、ご一緒させてくださいとお願いして3人で折り返し地点のPC4までの60キロを走り抜けた。
しかし、しかしすごかった!この二人の速さといったら!平坦や下りはそうでもないのだが、上りが異常に速い。それもどんどんとペースアップをしていく。私をはなから、ちぎるつもりだ。(後からわかったのだが、この二人はかなり有名な方たちで今までも何人もの人をちぎってきたらしい。帰りにもこの二人は3人の人をちぎっていったが、この二人はちぎれた人を話題にもしていなかった…。完全に二人の世界。恐ろしい…。)
こちらを試している。特に先頭の方がすごい。後を一度も振りかえりもせず、坂という坂をペースアップして上っていく。こちらもだんだんと負荷がかかってきた。う~ん、なぜこんな夜中にインターバルトレーニングをしなくちゃいけないの?
冗談じゃない、こんな山道で、この雨と寒さの中、ちぎれたら後はどうなる??こっちもついていく。
とうとうノンストップで折り返し地点までの60キロを走った。
『ありがとうございました。ついていくのがやっとでした』と挨拶をしたら
『こわいですね~』というお返事。
??? こわいのは、お二方では? と心の中で返す。(^^;)
この二人とは帰りはいっしょに走らないでおこうと心の中で誓う。だってしんどいもん(笑)
しかし雨足は強くなるばかりで、コンビニの中から一歩も動けなくなる。私もその他の方も震えがとまらない。コンビニ内は大混雑。
15人ほどが折り返しスタートしていて、残りの人はこの雨と寒さで躊躇している状態。主催者にこの辺で一番近い温泉はどこですか?と冗談とも本気ともとれないことを聞いている人もいる。リザルトを見ると12人の方が途中棄権をしている。それも仕方がないような気もする。自転車が嫌になるくらいだったら、途中棄権もありじゃないかなと思える状況だった。
『雨がやみそうだよ』と、主催者の方が携帯で天気予報を見て言ってくれた。それに望みをたくして待つ。
小雨になり、やがてほとんどやんだ。やった。そして折り返し再スタートの写真が下です。午前0時をまわっていただろうか。
右から一人目と二人目の方が、私をいじめてくれた方たち。
この折り返しから60キロ先のPC5のミニストップまで7人で再スタートしたはずが、到着時は4人になっていた。恐ろしい。途中、三石山というほとんど獣道があって、あそこを一人で通ることを考えただけでゾッとします。
しかし後半さすがの二人も疲れがみえて、ペースダウン。PC5で大休止をとるようなので、生き残りの二人で、後半の140キロを走りました。
折田さんと私。折り返し地点から私の後をピタッとついてくる。後半の三石山の上りでは、一番力を残していた。う~ん不気味。
140キロをいっしょに走っていろいろな話をしました。人間的にも魅力的な方。ありがとうございました。その登板力と持久力はさすがでした。聞いたら、やはり毎年、乗鞍のヒルクライムレースに出場されていて、22キロを一時間ちょっとで走られているそう。どうりで、って感じです。
PC6の朝5時30分ごろ、また雨が降りだす。せっかく夜明けで暖かくなりだすかもというときにと思ったが、これも眠気覚ましの雨だと言い聞かせて、二人で走りだす。
下は最後の難関、370キロ地点のマザー牧場の上り。この上りは今年からのコースで、しゃれにならない上り。膝がこわれそう~。誰だ!こんなコースをつくったのは~という感じでしたが、あっカメラだ!って気づくと、その心とは裏腹に笑顔で写真におさまろうとします。実はもうバテバテです。
そして感動のゴール。
折田さんが、いっしょに写真をとりましょうと言ってくれた。嬉しかった。ありがとうございました。また来年お会いしましょう。来年、私は一人でも走れる力をつけて、このコースを走りぬけたいという野望をもっています。そのときは、お返しに前を引きます!
ほんとにありがとうございました。
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