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2008年4月12日 (土)

弱気こそがたいせつ

今日、ある方に自転車に誘われた。しかし雨で中止。残念。

話は変わって
この2、3年『自分も学習塾をやりたいのだが、どうしたら良いのだろう』と相談されることがある。私のとこみたいな弱小塾に聞きに来るなんて、よほど個人経営がめずらしいようだ。
大手の学習塾をやめた方、もと学校の先生、定年退職された方、など様々。
基本的に、やめた方がよいですよと言わせてもらっている。

考えてもみてほしい。お店でいえば、これだけコンビニという大手のチェーン店があるところに個人経営の個人商店を開店させるようなものだ。個人商店をやめてコンビニになることはあっても、逆は見たことはない。

同じ職種だといっても、大手と全く違うことをしなければ(まねができないことをしなければ)生き残ることはできないだろう。
私は大手の塾をライバルだとは思っていないし、全く意識すらしていない。
(相手もこちらに対して眼中にないだろうし(^^;))

それでも成功する秘訣を聞かれることがあるが、
『弱気こそがたいせつ』だと答えることが多いです。

経営者と現場が同じ場合は、独善的になりやすいです。それが致命傷になる場合が多々あると思います。
全体を見る目。いつでも修正をする弱気さと実行力。

これは教師としても大切なことだと考えています。
相手の前では自信満々な言動をしていますが、終わった後は毎日思いだしている。
『あのとき、あんな顔をしたがどんな気持ちだったのだろう』
『あのやり方は間違っていなかっただろうか』
『こんなことで良いのだろうか』等々と
弱気で、神経質で、優しくて、人に奉仕することに喜びを感じていて…

ふだんの私からは想像もできない部分ですが。
ふだんの私は、明るくて、厳しくて、強引で と見られることも多いだろう。
そのため、あんな独善的な個人経営の塾はすぐつぶれるだろうと思っていた方は多かったと思います。

しかし7年目の今、逆に入ってくる子は増えています。なぜなんでしょう?

『学校に行けていないけれど、先生のところにだけは行きたいって子が言っている』という保護者の方。しかし私は、その子に怒ってばかりいる。ダメだしばかりしている。なぜ?って私の方が不思議に思う。その保護者の方も『失礼ですけど先生、どうしてなのか私も不思議なんです。でも子がほめてくれるって言うんです。先生がいるから行きたいって。』その言葉を聞いて私も??。結局は、その子、個人を私だけが見ようとしているということだと思います。
この子を生かすためにはどうしたら良いかという視点だけでつきあう。主体性を絶対につぶさない。悪いことをしたから怒るのではなく、(逆にほめることも多かったりして。)自分がどうしたいか言わないから怒っているのだ。何も意志表明しないと怒る。補習に来ないと怒る。これってすごく難しいことらしい。私はふつうですが。他の人は、例えば意思表示をする子をときには、生意気だと感じるのでしょうね。子の提案を、いいかげんだとか、その願いをかなえることをめんどくさい、いちいち聞いていたらやりきれない、場が乱れると思うのでしょうねえ。しかし、この先生は違うって、子の方が先に気づき表情が変わり積極的になり、大人の方が不思議に思っているままということが大多数です。(大人には私は自分からは説明しませんから。基本的に私は大人は、すでに自分の価値観をもっていて頑固だと思っていますから。そこに労力を使うことを私はしません。もちろん聞いてきてくれれば、誠心誠意説明します。しかし基本的に子の変化で理解してもらうようにしています)子は直感的に物事を判断するが、大人は理屈で判断することが多いですから。はじめは、あんなに勉強が嫌いだった子が、なぜ自分から電話をかけてまで補習に行こうとしているか理解できない保護者の方が一般的です。それもあんな厳しい塾が…と思っているのでしょう。(^^;)
その後、保護者の態度が180度変わることが、いつものパターンです。

話が少しずれてしまいました。実は謙虚で弱気な心。これを持ち続けることができれば、何事も成功する確率が高くなるのではないでしょうか。

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